NEWヤマモテブログ (40)
*「あぁ いそがしい いそがしい!!
ドラクエ11と スプラ2で いそがしいんですよ!!
ドラクエ11の白ふきだしのMob村人みたいなこと言ってますね。
「白いふきだしの人はそれ以上話は無いみたいですね」って誰かに教わりました。
確か城下町の誰かだった気がする。
今回はドラゴンクエストシリーズの繋がりを考察レベルでご紹介。
なぜ考察なのかといいますと、公式で定義されてないからです・・・
●各シリーズの繋がり
シリーズ多数出ていますが、それぞれの世界がつながっています。
ロトの伝説と天空の城伝説ですね。
ロトと天空はそれぞれあまり深く考えなくても理解できる繋がりです。
・・・しかしSFC版ドラクエ3でロト編と天空編との繋がりが明示されます。
DQ3本編を終えた後に竜の女王の城から隠しダンジョンへ行けるのですが
その中継地点にゼニスの城が存在します。
マスタードラゴンの卵が安置されている場所ですね。
ドラクエ6のED時にゼニス城は天高く浮かび上がり、天空城となります。
●すべての勇者の伝説の起源はドラクエ3の勇者
ドラクエ3は表の世界の魔王バラモスを討伐し、火口から闇の世界へと旅立ち、すべての元凶の大魔王ゾーマを討ち滅ぼすというシナリオライン。
ゾーマ討伐後は表裏の世界は分断され、勇者は武具を残して姿を消してしまいます。
残された武具は彼の称号を取ってロトの剣、ロトの鎧、ロトの盾、ロトの兜となり
大精霊ルビスから授かった聖なる守りはロトのしるしとして、伝説の勇者の紋章となります。
そして
裏の世界はアレフガルド。ロトの伝説の舞台となります。
表の世界にはゼニスの城が存在。天空の城伝説の舞台になります。
●ロト編
3の勇者がゾーマを倒したことで、永遠に終わらない夜が明けたあとの世界です。
勇者の血を引く若者が旅立ち、伝承のアイテムを集めて竜王討伐に挑むドラクエ1。
苦難の末、竜王を討伐した勇者は新天地を求めて更なる旅に出ます。
それから100年後、勇者の血を引く王家であるローレシア王国・サマルトリア王国・ムーンブルク王国の王子・王女たちが邪神教の大司教ハーゴンを征伐する旅に出るのがドラクエ2。
しかし儀式に間に合わず破壊神シドーは降臨してしまいますが、勇者ロトの血を引く3人の勇者によってシドーは倒され、平和を取り戻します。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
これらは全てドラクエ3のエンディング後、ドラクエ3の勇者がゾーマを倒した裏の世界での出来事です。
●天空編
ドラクエ6が天空の城伝説の最初の物語とされています。
物語の導入部分、魔王ムドーの城にて主人公一行は策略にはまり
永遠に夢の世界を彷徨う運命にあったのですが、大精霊ルビスは夢の世界で主人公の妹であるターニャとなって主人公を目覚めに導きます。
主人公の活躍の結果、夢の世界と現実の世界が正しく融合され、ゼニスの城からマスタードラゴンが誕生し、ゼニスの城は天空へと浮き上がります。
「進化の秘法」を見出したエルフと人間の復讐劇がドラクエ4。
宝石の涙を流す女エルフを、金儲けのために人間が辱め死亡させたのを復讐するべく
進化の秘法に手を染めて闇に堕ちた元エルフ族の魔王と
その魔王によって故郷と愛しい人を焼かれた勇者の復讐の話。
復讐だけしかない悲しい話です。
そして「進化の秘法」によって魔物と化した元賢者を倒す親子3代の大河ロマンがドラクエ5。
主人公の旅立ちは父親に守られるような幼少の男の子ですが、さまざまな経験を積み、立派な成人となります。
父親が目の前で灰になり、10年も奴隷として働かされ、苦難の末に脱獄。
勇者を探す放浪の旅の途中に結婚、ようやっと救われたかのような思いの中、授かった子供が生まれたその夜に妻がさらわれ、助けに行けば妻ともども呪いで石にされ、さらに8年を意識のある石像として過ごす。
そして成長した子供と一緒に一族で大魔王に立ち向かうという、また悲しい話です。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・
これは全てドラクエ3のエンディング後、勇者の故郷であるアリアハンのあった表の世界での出来事です。
●7と8は?
ロト編、天空編は割と解釈しやすい繋がりなのですが
7と8もロト編・天空編と繋がりがあります。
7はキャラバンハートです。
種泥棒キーファが幼少期にアレフガルドを旅する話です。
7本編はふしぎな石版の力によって過去へ遡り、滅びる寸前だった世界を過去から救うというバタフライエフェクト的なお話しでした。
別世界へ飛ぶような描写はなかったことを考慮すると、石版には過去へとタイムトラベルする能力はあっても、別世界へ移動する能力はなかったと考えられます。
アレフガルドをキーファが旅したということは、7の世界はロト編と同じ世界と言えそうですね。
8は言わずもがな、神鳥レティスの存在です。
BGMはゲーム音楽における超名曲「おおぞらをとぶ」のオマージュ曲、「おおぞらに戦う」です。
ED時にレティス過去にラーミアと呼ばれていたことが判明、時空を渡る能力を持っていることも明かされます。
DQ3では表の世界に存在し、裏の世界にまで連れて行くことはできなかったです。
なので、8は天空編の世界であると思われます。
が、レティス(ラーミア)が時空を渡る能力を持っていることと、DQ3の勇者がゾーマ討伐後に姿を消していることから確定ではなくなります。
※ ラーミアが時空を渡って平和になったアレフガルドに勇者を迎えにきた説
※2 勇者はラーミアの力で故郷のある世界ではなく、新たな救うべき世界へ旅立った説
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
トルネコの大冒険で「ロトのつるぎ」があって勇者でもないトルネコが装備してしまったり、少年ヤンガスでもやっぱり「ロトのつるぎ」が当たり前のように存在したりと、なんだか釈然としないところがあるのも事実ですが・・・
ドラクエ11はどんな大冒険が待っているんでしょうか。
ドラクエ11が終わったら、シリーズの世界の繋がりをもう一度考え直してみるのも楽しそうですね。
というわけで
レッツ
ドラゴンクエスト!!