NEWヤマモテブログ (56)
突然ですけども、エジプトの文明ってどんなのを想像しますか。ヤマダは歴史に強いわけではないので、エジプト文明といえば「ミイラ」「ピラミッド」「スフィンクス」「クレオパトラ」といったいかにもな感じです。
※ゲーム的にはピラミッドとか砂漠っていうと冒険序盤から中盤くらいですよね。ドラクエⅢしかり、ワンダーボーイしかり、メタルスラッグ2しかり。
『プトレマイオス朝』―――
歴史の教科書で見たきりずいぶん長いこと忘れていた名前ですが、クレオパトラを擁する、エジプトを代表する時代であります。でも作ったのは『プトレマイオス一世』、西洋のマケドニアの人だって。ふーん・・・?
そんなロマンあふれる紀元前エジプトの世界をオープンワールドで体感できるゲームが発売されたので、ちょっくらやってみようと思い立ったのです。
シリーズを追うごとに現代へ近づいてきたアサシンクリードシリーズですが、今作は一気に時間を遡って紀元前のエジプトが舞台になっています。
アサシンの起源に迫る物語。最後の王は反逆派に暗殺されたという史実もあるので、そこに結び付くのではないかと思います。
主人公はファラオを守る誇り高き戦士集団「メジャイ」の一人であるバエク。周囲からの人望も厚く、困った人を放っておけない熱血漢。
ファラオを守る立場にありながら今の政治は間違っていると疑念を抱いていた彼ですが、とある事件で息子を失ったことをきっかけに復讐の鬼へと変貌します。
話は変わってシステム面ですが、今までのアサシンクリードとは大きく変更が施されたようです。
■操作性
これは個人的にすんなり入り込めました。もともと連打前提の無双系操作が苦手なんですけども、システムが甘えた連打を殺しに来るダークソウルシリーズに近い操作性なので違和感がありません。ボタン配置もダクソのそれとほぼ変わりません。
R1で右手弱攻撃、R2で右手強攻撃。
L1は左手に持っているもので役割を変えます。
L2で遠距離攻撃武器(弓)を構え、R1で引き絞って狙いを定めます。
特筆すべきはXボタン。作中ではフリーランボタンという名称ですが、ゼルダの伝説BotWが如く、本当に見えているところはほぼ全て登ったりしがみ付いたりできます。これが予想以上にストレスフリーで、直感的に登ったりしがみ付いたりできます。壁に向かって走り続けるというのがありません。
これによって指定された場所でターゲットがやって来るのを待つ必要もなくなり、自分の思い描いた暗殺をより自由な場所・形で実行できるようになっています。
(これについてはメタルギアVに近い印象を受けました)
■エジプトは広い
広いです。とにかく広い。
上記は序盤で到達できる街のほんの一画なのですが、それでもおかしいくらい広い。
新しい街や村についたとして、やることは山ほどあります。
商人や施設の場所と近い場所の風景を覚えるのはもちろん、暗殺を見越して高低差のある場所や、暗殺に失敗した場合に隠れる場所、多人数相手に大立ち回りを必要とされた場合に使える物のある位置など、細かなマッピングと位置関係の把握はとてもじゃないですが1日で終わりません。うろつけばうろつくほどにミッション遂行に有利になります。
あまりに広い上に、リアルタイムですべてのNPCが移動しているので5分前までここにいたアイツがいない!!ということにもなります。
そんなときに役立つのがバエクの相棒である鷹の「セヌ」。
十字キーの↑を押すと操作するキャラがセヌになり上空から見下ろす視点になります。セヌは自由に操作可能で、気になったポイントやキャラにマーキングが可能です。
↑基本はセヌでターゲットを見つけてマーキングし、対象の行動を先読みして暗殺。
■次が見たくなるRPG的な成長要素
アサシンクリードシリーズになかったスキルツリーが実装されています。
主人公は新しい場所に立ち入ったり、クエストをクリアすると経験値を獲得してレベルがあがります。その際に攻撃力と最大HPが上がるのですが、同時にアビリティポイントを獲得します。
それを消費して、新しい戦闘術・暗殺術・サバイバル術などを身に着けることが可能です。当たり前ですがどれも持っていると便利で動きやすいスキルです。
次はこのスキルがもらえるからがんばろう!!というのは今までのアサクリにはなかった要素です。
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ということで
古代エジプトの神秘に触れる旅へ・・・
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