ギャラクシーブログ

まんだらけ中野店にあるゲーム専門のお店『ギャラクシー』</br>入荷情報やスタッフのゲームについて思うことなど

NEWヤマモテブログ (46)

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色んなゲームが好きだ好きだとのたまって生きておりますが、クロノとドラクエは別格です。

 

しかし欲しいゲームが毎月・毎週・毎日のようにどこからともなく現れては、ヤマダの財布から弾薬(円)をかっさらっていくものですから、いざ念願の関連グッズと相対したときに限って弾薬尽きてしまっていることもあり、実に悩ましいところです。

 

そんな物欲を多少なりとも(一時的に)沈める効果を持つものがグッズカタログであります。

販売しているグッズを一覧にしたファンブックといった立ち位置なのですが、こういった書籍が出ているシリーズは稀です。

残念ながらクロノシリーズのグッズカタログはチラシ程度のものしか見たことがありません。しかしドラクエは国民的RPG代表ということもあり、ちゃんと発刊されています。それも複数。

 

 

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ドラゴンクエストパーフェクトコレクション1990

公式ガイドブックと同じサイズ、同じ装丁のコレクション手引きといった内容です。ページデザインも公式ガイドブックにならったもので、ちゃんとフルカラーで読み応えがあります。

 

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ドラクエの公式ガイドが基礎編、知識編、攻略編、Q&Aと分かれているように(Ⅳ以降は知識編と世界編の2冊)、この本もそんな感じで編集されています。ドラクエファミコンソフト紹介から、グッズの紹介、入手難易度の高いグッズ、グッズ集めのQ&Aという感じで、あくまで公式ガイドブックに準じた編集。公式ガイドのイラストを覚えきるほど読み漁ったので、この本の作り方はニヤリとするものがありました。

 

 

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鍵セットのキーホルダーは物欲センサーにビビッときましたね!しかも1500円ですごく安い!!盗賊・魔法・最後の鍵を束ねているのがロトのしるしってのも最高に好感触。

そういえば1年くらい前だったか、魔法の鍵と最後の鍵のレプリカキーホルダーが2500円くらいで売っていたのはかなりキましたね。冒険の書モチーフのスマホケースもありました。

・・・ドラクエの鍵の話題になると最後の鍵で耳かきする勇者の四コママンガを思い出します。知ってる人いらっしゃいますかね、コレ。

 

 

 

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目玉は海賊の宝箱ですね。画像の中央右下に公式ガイド3冊が並んでいるのですが、これが大きさの指針です。とにかくデカイ。値段がすさまじい破壊力です。当時で298000円というのは・・・

 

ちなみにドラクエっぽい宝箱は家具屋さんで買えたりします。実物大くらいになるとちょっとお値段しますけど。でもドラクエの宝箱のエフェクター作って家具の宝箱に設置するとかなりイイ感じになるのでオススメです。

その日履くトランクスを入れておいて「なんと ステテコパンツを てにいれた!」とか毎朝できます。

堀井雄二氏は部屋のインテリアをドラクエの宿屋っぽくまとめているらしいですが、自分もいつかそんな部屋持ちたいですね。テーレーレーレーテッテッテー♪でHP/MP全快できる部屋。

 

 

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個人的にビックリしたのがファンタジアビデオが載っていたことです。ちょっと低予算な感じは否めませんが、ド派手なCGもない時代に演出頑張ってる部分もあったりしてシリーズ初代から追ってるファンなら見て損のない内容のはず。

その下にチラっと写ってますが、アニメの勇者アベル伝説は思い入れの深い作品です。モンスターを倒すと宝石に変わる演出を見て、勇者がモンスターを倒すとお金を手に入れるのはこういうことだったんだ!と幼少なりに納得しましたね・・・。CMのカットインの演出も凝っていてイイ作品ですよ。

 

 

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ドクターパルプンテのQ&A。7つのボールを集めるアドベンチャーの某仙人にしか見えませんがドクターパルプンテです。公式ガイドブックでもオマケページとしてQ&Aがありました。そのまんま、同じような内容をコレクションに焦点を当ててQ&Aを展開しています。

ドラクエ1の公式ガイドの「ロトの盾だけはこの世にないのじゃ。すまんのう。」を見て「そうなんだー」と思った矢先。次の作品でロトの盾が出てきたときは「あるやんけ!!」と子供心に思ったものですね。

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いかに屈強なモンスターを前にしても決して怯まず倒れるまで挑み続ける勇者が、たった一枚の盾を前に泣きながら這いつくばる様子を描いたイラストは当時のヤマダにはかなり衝撃的なものでした。

 

 

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読むだけでも滾ってくる本だと思います。

 

 

この本のシリーズは90年を最初に97年まで続刊が出ています。

しかしドラクエ5が出たころにバトルエンピツが流行り出し、グッズの展開自体が安価で子供の欲しくなるようなモノへと移行します。下敷きやトレカや筆箱やノートなどなど、当時の児童が欲しくなるモノです。

その流れにしたがって書籍自体の構成も週刊マンガ雑誌のアンケートでもらえる景品コーナーのような安っぽさになってしまい、単なるドラクエ関連のオモチャ紹介本に化けてしまったという経歴があります。

 

 

そんな中で地味な表紙ですが、なんだかんだで一番最初の一冊。

世代によって捉える価値観は変わってくると思いますが、とにかく細かなところにこだわりを感じられるのがこの本のいいところなんです。

 

 

 

 

 

 

 

というわけで

 

 

 

 

レッツ ゲット

 

 

 

 

 

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