NEWヤマモテブログ (45)
(スプラトゥーンのお話です)
・・・スプラトゥーン1において絶対的な信仰を集めていたブキがある。
●スプラシューターコラボ(略称:スシコラ)
非常にバランスよく洗練されたメイン性能は場面を選ばず取り回しが非常によい。
撃ちながらの移動速度も快適で、ほどよくバラける弾とインク弾の大きさはエイムの甘さを補ってくれる。
加えてサブのキューバンボムは設置型の時限性ボムで、相手の動きを制限しつつ攻撃と塗りが両立できる。
さらにスペシャルのスーパーショットは目の前に立ちふさがるあらゆる者を、ただ一撃で塵にしたという。
あまりの威力に人々はスシコラから放たれるスーパーショットを「神の怒り」と呼び、長らく畏怖の対象となった。
スシコラ自体は低ランク帯から使用制限が解かれる。今作においても、初心者から上級者まで誰の手にもしっかりなじむ撃ち応えは、さながら誰にも公平に与えられる神の慈悲のようである。
そんなスシコラを熱心に信仰する者が自然と集まり、生まれ、伝播した宗教がある。
――スシコラ教。
スプラシューターコラボ神(略称:スシコラ神)を主神とする宗教で、最も教徒が多くその誰もが熱心な信仰心をもって神を崇め称えた。
それから時代は移り変わり・・・
神は死んだ――
主神スシコラはキューバンボムとスーパーショットを捨て
スプラッシュボムとジェットパックを身にまとったのだ。
さらにシリーズの仕様変更が追い打ちをかける。
遮蔽物の多く狭いステージが増えた影響で奇襲戦法に向くブキの株が急騰。
「スシコラじゃ前みたいに満足にキルできない!!」
「もっと早く動けて早く殺せるブキを!!」
「敵陣の裏取りこそ今作の正義!!」
今まで熱心に信仰していたスシコラ教の内部にもいよいよ過激派の離反者が出始めた。
彼らの次のよりどころとなったのは・・・
●ボールドマーカー(ボールド神)
前作では一部で邪神とされたボールド神。
密着に近い状況では他神の追随を許さない火力を誇る。
一撃の重さと連射能力にまかせて、撃ち始めてから相手を葬るまでのキルタイムにおいてはシューター中最速。それはもはや暴力的。
しかし射程が異様に短く、自分より射程の長い武器と対面した場合は不利となる。
あくまで気づかれず接敵することで真価を発揮するブキ。
というのは前作の話で・・・・
サブは前作とは変わってカーリングボム。
カーリングのように一直線に塗り進めるボムを前方に発射する。
スペシャルはスーパーチャクチ。
インクを溜めつつ一瞬飛び上がって、地面に勢いよくチャクチして周囲にインクの嵐を巻き起こす。
サブのカーリングボムで敵陣まで一直線に塗り上げ道を作り
危なくなったらスーパーチャクチで周囲を自陣色に塗り上げ
状況によっては突撃、打開できなさそうならカーリングボムで道を作って退避。
戦場を掻き乱し、破壊するために存在するかのような、突撃能力だけに突出した禁忌のブキである。
あぁ。カーリングボムでできたまっすぐな道が、ボールド神の導きであるようだ。
迷うことは何も無い。ただ思うままに暴れて、思うように倒すだけなのだ。
死こそ、敵味方を超越した、平等にして最大、そして最後の救い。
ボールド神万歳。
ボールド神は主神スシコラを僭称されたのだ
さぁ開眼せよ
スシコラ神は死んだ
ちなみにヤマダは熱心なスパッタリー教徒でもあります
オンラインで会ったらどうぞ宜しくお願いします。
最近は旧友とリーグマッチに籠ってます。
めちゃんこ楽しい。