NEWヤマモテブログ (82)
話題のNEOGEOminiがようやく我が家にもやってきました。
手厚く迎え、少し遊んでみた、その所感とかイロイロです。
↑まずは箱のデザイン、思ったより一回り小さいが良い感じだ!!
■内梱物確認
↑内梱物一式。説明書まげて入れないでよ!!(激怒)
開けた瞬間に香る、新品の臭い。気分がブチあがる・・・!!
ネオジオ特有のちょっと苦いニオイじゃなかったのがちょっと残念。あのニオイ「ネオジオですよ!!」ってモノ自体が自己紹介してくれているような、得も言われぬハッピーな感覚があるからね。
本体・説明書・USBケーブル(箱付)・付録一式(袋付)
が入ってますね。思ったよりシンプルな内容。
■眺める
↑街角でよく見かけたMVS筐体のデザイン。配色もグッド。
箱を手に取った感触は想像以上の軽さにビックリしました。
なんだろう、ネオジオのロムカセットのが重いんじゃない?コレ。
筐体左側に1P、右側に2Pの別売りコントローラパッドの差込口があります。
後方下部に外部出力やヘッドホン出力、電源まわりのアレコレがありました。
↑本当に手のひらサイズ。かわいいのぅかわいいのぅ
見ての通りの小ささ。
外に持ち出して遊ぶのは厳しいかと思いましたが、モバイルバッテリーなどで電源周りを解決してあげればマジで外で遊べそうです。
ファミコンミニやスーファミミニは出力がモニター依存だったけどネオジオミニはモニター搭載。だからこそできる荒業。通勤の電車の中で遊べる!!その代わりに自己顕示欲がキモチワルイというバッドなステータスがついてくる。むしろ見せびらかしたいからオッケーか?
■遊んでみる
↑うおおおおおおおッ!!!すげええええええッ!!!!
小さな体に40本もの時代を彩った名作。コイツァ才色兼備ってヤツだ!!
格闘ゲームがかなり多めだけどネオジオだしな。アクションやシューティング、スポーツにバラエティと名作はたくさんあるけど、ネオジオといえば格ゲーだしな。
↑いつもの
起動時の「いつもの」は可愛くなっても「いつもの」だ。
この画面はなんか飛ばせないんだよねぇ。
■問題点
コントローラ入力周りの作りが割と粗製。
これに尽きます。特にスティックに問題あり。
ネオジオに限らずほぼすべてのスティックは、遊びの部分から入力が入ったときに「入った手ごたえ」があるのですがそれがない。特にオリジナル版がカチカチと入力の入った物理音を伴ってそれなりに手ごたえがあったので、これは遊び心地に影響があります。
特に違和感を感じるのが2つあって、ひとつは「入力判定が8方向ではなく4方向」もうひとつが「スティックの可動範囲が円形」というもの。
入力判定が4方向というのはナナメ入力がシステムで認識されず、右と上の同時入力でナナメの挙動が出るというものです。なので右上などのナナメ入力は意識してしっかり入れないと反応してくれません。
スティックの可動範囲が円形というのはそのままの意味で、動かせる範囲が四角ではなく円形です。スティックを可動範囲限界をなぞるようにグリグリ回すとわかるのですがナナメに入力をガッチリ入れてホールドしたくても、意識してないとそこそこ難しいです。
上記二つがあわさることで、ナナメ入力がかなりシビアな仕様になってしまってます。
メタルスラッグで言えばジャンプ中のヘビーマシンガンの薙ぎ払うような掃射や、上空の敵の攻撃をジリジリ避けながら撃ちまくるような挙動が、ややぎこちなくなります。
格ゲーではそこそこ致命的で、ナナメ入力がシビアなのでコマンド技の入力が成立しないということがかなりの頻度で発生します。
1フレームのしのぎを削る格ゲーでコマンド入力がままならないのは話にならない!!・・・のですが、どうせネオジオミニで対人の対戦をすることはないでしょうから、良く考えるとそこまで問題ないのかもしれません。むしろ、このシビアさが入力の甘いゲーマーの矯正になるかも。最近の格ゲ、入力補正めちゃくちゃ甘いですし。
■総評
眺めてニヤッニヤするための動くインテリア
しっかりがっつり遊ぶには適さないかも。ちゃんと遊ぶならネオジオ買って友達呼ぶか、最新ハードでアケアカ版とRAP備えてオンライン対戦するのが良いと思います。
他の使い道としてはネオジオロム版と同時機動してキャッキャウフフするとかどうですかね。
↑シュシュシュシュボボボボ!!!バクレツきゅうきょくけん!!ぐぇあ!!ぐぇあ!!
バカゲー、ニンジャコマンドー同時起動。同居人からうるさいと大ブーイング!!
こういった遊び方がある種の正しい遊び方になるのではないだろうか。違うか。
ともかく、ロム版の画面の横に飾りながらプレイするとなかなかのゼイタクを味わえます。
というわけで
レッツ
ネオジオ!!