NEWヤマモテブログ (73)
日本人ならドラクエやろが!!
現在はネオジオ蒐集の資金繰りをしているはずなのですが、見かけると買ってしまうファミコン『ドラゴンクエスト』。思い入れが段違いだから他のはガマンできてもドラクエはガマンできない!!
↑2列に並んだFCドラゴンクエスト
無限蒐集とはいえ資金に限度があるのでなるだけ美品を狙って集めています。
上の画像のドラゴンクエストシリーズ2列は同じに見えて実はほんの少し違います。
いわゆるバージョン違い。(※ドラクエ4を除く)
●間違いさがし
バージョン違いは色んなタイトルで存在しますが、ドラクエにも存在しています。メーカー都合だったり、版権の関係だったり、理由のよくわからないものだったり、とにかくイロイロな事情でバージョン違い(マイナーチェンジ版)が出ています。
ゲームって普通1本しか買わないのに、どういう経緯でマイナーチェンジ版が発見されて知れ渡っていくのか、非常に興味深いところ。
だいたいは「俺の持ってるやつとオマエの持ってるやつちょっと違うぞ?」とかだと思うのですが、熱心なコレクターさんが発見するケースも最近は多いんだと思います。
↑同じに見えるドラクエ1。でも右と左で違うところがいくつかあるよ!!
●カセット
上が無印、下が2版です。
無印はカセットがツルツルに対して2版はザラザラの加工が施されています。
見た目にもすごくわかりやすく、ハガキの有無以外では一番大きい違いじゃないでしょうか。
●説明書
左が無印、右が2版です。
右下にある2版の文字が目印。色味の違いは個体差なのか販売時期による違いなのかは検証不足。
●箱
上が無印、下が2版です。
ロゴマークのデザインかなり見やすくなっています。
他の場所の色味は同じなのにロゴだけ明らかに違っているので、バージョン違いと言えそうです。箱側面のロゴも同じ違いが見受けられます。
●でもこんな例も…
カセットはツルツル、説明書は無印なのでこのドラクエ1は「無印版」と判断したいところですが箱のロゴデザインが2版のものです。
これは憶測の域を出ないのですが・・・
初版の発売を迎えてみたものの、タイトルロゴの印刷が見づらいので再販で見やすいように変更したのではないかと思います。言っちゃえば無印版の再販版です。
その後、ファミコンのソフトのテンプレ材質が(特殊形状を除いて)全てザラザラになったときに「2版」と銘打って製造した・・・んじゃないのかなぁ。
上記まではまだわかりやすい違いですが、2版には誰も気づかないような修正がゲームプログラム自体に入っているかもしれません。(例えばスライムのグラフィックのドットが1ドット修正されてるとか)
ACアダプタ取り扱い注意の紙も製造時期を予測する手がかりになるのですが、それだけではまだまだ断定できる要素になりそうにないです。
●マイナーチェンジ版はキリがない底なし沼
ここまで追求するのはお店では相当厳しいので、申し訳ないのですが、まんだらけでは無印版も2版も同じ評価で同じ値段になっています。
でもこの小さな違いに価値を見出して(ドラクエに限らず)同一タイトルを無限コレクションされている方は実際にいらっしゃいますし、すごいと思います。
2本目で気づく違いもあれば10本で気づけるかもしれませんし、100本買わないと遭遇できないマイナーチェンジがあるかもしれません。下手したら10,000本に一本とかあるかも。FCのゲゲゲの鬼太郎のサンプル版が「鬼太郎ガチャ」と呼ばれ、レトロゲームファンをザワつかせた例もありますから。
今回はドラクエでしたが、色んなタイトルで色んなバージョン違いがあるので無限蒐集はこういう発見があって楽しいです。
というわけで
みなさんも
レッツ
無限蒐集
そして伝説へ!!