ギャラクシーブログ

まんだらけ中野店にあるゲーム専門のお店『ギャラクシー』</br>入荷情報やスタッフのゲームについて思うことなど

NEWヤマモテブログ (32)

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カラテカは激怒した。

凶悪にして無慈悲、アクマ将軍の率いるアクマ軍団に、愛しのマリコ姫は攫われてしまったのだ。

おお、おお、なんたることか。

カラテカは古のサツジンジツである『カラテ』のタツジンではあるが、アクマ将軍一味の待つアクマ道場に、あろうことか単身で攻め入ってしまったのだ!

一方でアクマ将軍たちも「カラテソウル」を宿しており、手段を択ばない卑劣な罠でカラテカを討たんとしていた。

これからアビ・インフェルノ・ジゴクが繰り広げられるのは日の目を見るより明らか。

果たしてカラテカは無事マリコ姫を助けることができるのだろうか!?

 

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 ■イクサノロシ・アット・ジ・アウトゲート

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断崖絶壁。背水の陣である。

後ろに下がることはできない。確実な死が待っている。

しかしこうして待っていても、じきにアクマ将軍の手先がやってくるであろう。

ジリー・プアーなこの状況であれば、ただ前に進むしかない。

 

「アクマ将軍、殺すべし!!」

 

カラテカのメンポが怒りの炎で赤く染まる!!

 

●カラテのワザ

カラテの基本はまず十字の下キーで重心を落として、カマエの姿勢を取ることから始まる。

それからAボタンとBボタン、それと十字キーとの組み合わせでワザを出す。

下段・中段・上段がそれぞれ2種類あって、合計6種類のワザを繰り出せる。

 

どれも強力無比であるがゆえ、ウカツにもカマエを取らずにワザを受けた者は、ワザの持つカラテエネルギに体は耐えきれず爆発四散、ハイクを詠む間もなく絶命することだろう。

 

コワイ!

 

 

 

 

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道を塞ぐようにして現れたのはアクマ将軍の部下であり、優秀な兵士であるアクマ。

最初の相手だからサンシタだとなめてかかってはいけない。

アクマは例外なく熟練の『カラテ』の使い手なのだ。

 

緊迫した空気の中、2人はほとんど同時に動き出した。

 

 

●アイサツ

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「ドーモ。アクマ=サン。カラテカです。」

「ドーモ。カラテカ=サン。アクマです。」

 

アイサツである!

イクサに臨むカラテ使いにとってアイサツは神聖不可侵の行為。

古事記にも書かれている。

アイサツはされれば、返さねばならない!

 

ちなみにアイサツをせずイクサを始める行為は「スゴイシツレイ」に該当し、同じカラテ使いの仲間からさえもムラハチにされるほどの禁忌である。

ただし、相手がこちらの存在に気づいていないであろう場合のみ一撃だけアンブッシュ(不意打ち)が認められている。これも古事記に書かれている。

 

アイサツはお互いがカマエを取る前にBボタンでしめやかに行うことができる。

アイサツをせずイクサを始める行為は先述のとおり「スゴイシツレイ」に当たるので、相手は激怒してしまう。

 

またアイサツには適正な間合いがあり、アイサツ前に近づきすぎると相手にイクサ開始と捉えられてしまうので注意が必要だ。

未熟なカラテ使いにとってはチャメシ・インシデントではあるのだが、アイサツすらまともに出来ないカラテ使いは、イクサの末に落命してしまったとしても、アイサツする価値もないカラテ使いだったという屈辱の烙印が捺されるのみである。

 

※アイサツ無しのアクマは強い! 実際強い!!

 

 

●先手必勝のフドウ

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アイサツのオジギから0.02秒、カラテカとアクマの両者がほぼ同時に「カマエ」の姿勢を取る。

先に動いたのはアクマだ。足裏を地面に擦るようにして一歩一歩、確かめるようにして間合いを詰める。

 

これはスリアシだ!

重心を常に低く保ち、「カマエ」の持つ防御力を一切損なわずに移動できるのだ。古くは平安時代に活躍した神に選ばれし暗殺者、ニンジャが得意としていたと伝えられる。

 

迎え撃つカラテカ。しかし一体どうしたことか。カラテカは固まったように動かない!

ああ、ナムサン!あまりの恐怖に失禁、あるいはカラテリアリティショックを起こしてしまったのだろうか・・・ 

 

全く動かないカラテカの目は、しかし死んではいなかった。いや、むしろこれは何かを狙うようなタカのように冷たくするどい目だ。 

 

 

カラテ殺法を学んだことのある方なら一度は聞いたことがあるだろう。

動かざること山の如し。飛んで火にいる夏の虫。

 

そう

 

 これは「フドウ」だ!

 

カマエの体制を取り、山めいて決して動かず、そのまま極限まで己の感覚を研ぎ澄まし、相手が自分の間合いに入るセツナを見逃さない。

 伝承のみ伝わるカラテ奥義である。

極めたものは相手の呼吸の間である「キョ」も手に取るようにわかるという。

 

 

 

 

そして次にアクマの足先がジリリッと動いたその瞬間

 

 

 

 

 「ナツノムシ・・・」

「エッ・・・?」

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「イヤーーーーーーーーーッ!!!」

「グワーーーーーーーーーッ!!!」

 

カラテカのケリワザ、「ビッグ・ハラ・キック」がアクマに炸裂する!!

それは槍のように鋭く、光のように早く、そして長い。

「キョ」を取られ、少し遅れて繰り出されたアクマの「セーケン」は空を切る。

強烈な一撃に怯んだアクマに、応酬されるワザ!!ワザ!!ワザ!!

 

 

 

 

「イヤーーーーーーーーーッ!!!」

「グワーーーーーーーーーッ!!!」

「イヤーーーーーーーーーッ!!!」

「グワーーーーーーーーーッ!!!」

「イヤーーーーーーーーーッ!!!」

「グワーーーーーーーーーッ!!!」

「イヤーーーーーーーーーッ!!!」

「グワーーーーーーーーーッ!!!」

「イヤーーーーーーーーーッ!!!」

「グワーーーーーーーーーッ!!!」

「イヤーーーーーーーーーッ!!!」

「グワーーーーーーーーーッ!!!」

「イヤーーーーーーーーーッ!!!」

「グワーーーーーーーーーッ!!!」

「イヤーーーーーーーーーッ!!!」

「グワーーーーーーーーーッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

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おお、ゴウランガ!

見るがいい。これが、カラテの力である。

 

 

横たわるホトケ。

しかしカラテカの視線は目前にあるアクマ道場を見据えるのみである。

 

 

 

 

「アクマ将軍、殺すべし!!」

 

 

 

 

 

・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

というわけで

 

 

みなさんもレッツ

 

 

カラテカ

 

 

 

・今回書いてる間ずっと聞いてた曲

www.nicovideo.jp

 

 そりゃこうなるよ!!